伊藤真の行政法入門を読んだ(途中まで)
おはようございます、ヒロ子です。
昨夜は机に向かったもののやる気がわかず、民法の「物権」を読み通すという目標はまったく達成できず。
集中できないときは別の科目を勉強するルールに従って、手つかずの「行政法」に移動してみました。「伊藤真の行政法入門」。kindle unlimitedに入ってたこともあり、タイトルに著者名がついているのはよほどの自信があるのだわとおもったこともあり。
行政書士試験には直接の関係がありませんでしたが、おもしろかった。
行政法の重要性がわかりました。
憲法の個人の尊重や国民の権利利益の保護を具体化するために、こまかーく条文を定める必要があるわけね。
「よくわかる行政法」をはじめてパラパラめくってみた(読んではいない)ときは、無味乾燥なルールブックに見えて覚えられるわけない!と絶望しそうになったけれども、意味がある細かさなのだとわかりました。気合の元ができたのがよかった。
たとえば、公共の利益のために行政がやったことを個人が個人の利益のために変更や中止をしてほしいとおもったとき、それは適当なことなのか、適当ならばいかなる法的価値観と法的根拠で実現できるのか、実現できるべきとする憲法的意味はどこに、という視点。
もうひとつは、行政の裁量行為は放置したままではいけない国民がコントロールしなければならない、ならば裁量の基準などが定められ、かつ公開されていなければならない(だから、ルールブックが長大になる!)、という理解。
今夜は「民法」に集中できるといいな。